ActiveDirectory環境下にあるWSUSクライアントPCを一時的にMicrosoftのWindowsアップデートサイトへ接続させる方法
ActiveDirectoryでWSUSを導入している場合、ActiveDirectory環境下のクライアントPCは原則社内に構築したWSUSサーバに接続されるようになっています。この環境の場合、社内WSUSサーバで配信許可していない更新プログラム、.NET framework 、Windows Storeアプリをインストールしたい場合などに、社内WSUSサーバには該当データが無くインストールができない状況が発生することがあります。
そのような場合、対象のクライアントPCに対して一時的にMicrosoftのWindowsアップデートサイトへ接続させる設定を行う事でインストールを行う事が出来るようになります。
設定方法
① レジストリエディタを管理者権限で起動します
② 「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Policies」→「Microsoft」→
「Windows」→「WindowsUpdate」→「AU」→「UseWUServer」の値が
「1」となっていますので「0」に変更します
③ WindowsUpdateサービス(wuauserv)を再起動します
以上でMicrosoftのWindowsアップデートサイトに接続されるようになります。作業が終わった後はレジストリ値を戻してWindowsUpdateサービスを再起動して元に戻します