WSUSで不要な更新プログラムは「拒否済み」に設定するとよい話

WSUSの運用をしている場合、不要になった更新プログラムを「拒否済み」に設定すると、「ディスクの空き容量が増える」「レポートの収集が行われなくなりWSUSサーバおよびクライアントの負荷が減少する」とメリットが盛りだくさんです。WSUSは過去にリリースされた更新プログラムの情報が、どんどん蓄積されてしまうシステムですので、不要な更新プログラムは定期的に「拒否済み」に設定してしっかりメンテナンスをしていきましょう。なお本事例は「最新の更新プログラムをクライアントに配信する(クライアントが最新の状態になっていればそれでよい)方針」で運用されている場合の手順となりますのでご注意ください

設定方法

① 更新プログラムの選択ツリーから「すべての更新プログラム」を選択し、承認欄を「承認済み」、状態欄を「任意」にして、「最新の状態に更新」を選択します

② 「優先」欄でソートします

③ 「優先」アイコンが最優先で無いもの(真ん中の■、右下の■が色づいている)を選択して「拒否」します

④ 該当する全ての項目の「拒否」が終わったら、メニューツリーから「オプション」→「サーバークリーンアップウィザード」を選択します

⑤ 「次へ」を選択して「サーバークリーンアップウィザード」を実行し、完了すればメンテナンス完了です

WSUS